akechi’s diary

今日も大丈夫です

【191226】読んだ:伊藤賀一『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』

来四半期に向けた社内調整・組織アレンジがようやく一段落した。
また生き残ってしまった的な感覚。ラスト3日間くらいはヤバすぎて、各所からの問い合わせをすべて「年が明けたら考えます!!!」でハネ返していた。癖になりそう。

 

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マネージャーになってまで言うことじゃないけれど、世間話があまり得意じゃない。特に相手が年上になると3割増で。

 

相手の出身地/出身校の話とか、スポーツの話とか、芸能の話とか、いまいち打ち解けられないというか、相手に刺さりにいけないというか…。素の対人能力はさておいて、なんでかなーと考えてみたら、結局「自分が世間知らずだからじゃない?」という答えに行き着いてしまった。教養がないともいうかもしれない。(教養、偏っているだけだと思いたい)

 

そういう当たり障りのないコミュニケーションの場で加点を稼げるようなきわめて都合のいい本とかはないものかな、ということをわりと考えていたところ本書を発見。迷うことなく買いました。愛想の無さは知識でカバーだ。


内容としては本気の「広く浅く」で、社会科万能講師の筆者が47都道府県すべてについて地理・歴史・特産・有名企業・有名校・出身有名人・交通事情・ご当地ネタ…などをそれぞれ語り尽くしている。本全体のページ数が468ページだから、1都道府県につき平均10ページのボリュームがあるということで、それをたかだか新書1冊分の値段で手に入れていいんですかと言いたくなってしまう。Amazonのレビューを読むと「いまいち内容が薄くてつまらなかった」的なコメントも目につくけど、いいんです、この本はそれで。それがいいんです。ちなみに東京都はトウガラシの生産量が全国1位らしい。知らなかった。


世間話が苦手な皆さん、ともに教養の鎧を纏いましょう。

 

47都道府県の歴史と地理がわかる事典 (幻冬舎新書)

47都道府県の歴史と地理がわかる事典 (幻冬舎新書)