【190830】読んだ:森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』
金曜日。仕事を早めに切り上げて麻雀へ。
結果、大負け。助けて……。
*
めちゃめちゃ今更、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』を読んだ。
けっこう意識的に避けてきたこの作品を、あえて今読むのも面白いかなと思ったので。
2009年。一年の浪人期間を経て入学した早稲田大学 文化構想学部は、空前の森見登美彦ブーム。「最近よかった小説」の話題になると全員、森見登美彦を推していて、マジョリティに埋もれてなるものかと頑なに読むことを拒み、そのまま10年経ってしまった。で、読んでみてだけど、これは大学生、推すよねえ、という感じ。モチベートされてしまうよ。サブカル好きが夢見る理想のキャンパスライフだもん。奇人変人に好かれてトラブルに見舞われる中で想い人といい感じになる! 大変に良かったです。私はベタな青春物が大好きなんだ。
*
そういえばさいきんアニメ映画化もしてたなと思って調べてみると、主人公の声優に星野源と花澤香菜、サブキャラには神谷浩史、主題歌はアジカン…。何翻ついてんだこれ。飛んじゃうよ。