【191013】さよならハギビス

「地球史上最大級」、みたいなパワーワードで恐れられていた今回の台風19号。
結局「地球史上最大級」という報はフェイクだったわけだけど、これまで体験したことないレベルでの風雨による災害だったのは間違いなくて、深刻な被害を被った方もいるなかでこういうことを書くのはモラル／配慮に欠けるかもしれないけれど、この程度の被害で済んだことを考えると人間の営みマジですごいなと思わざるを得ない。

Twitterを見ていると「万が一のための備え」として東京河川の貯水槽とか水を逃がす仕組みだったりとかそもそもこういうことを想定した上での治水事業についての知識がバンバン得られてしまい、こういうの、もっと教えて…という気持ち。この手の公共事業(と区分していいのかな？)って基本的には槍玉に挙げられがちだけれど、実際的な技術としては本当に尊く、その知見を得るために「積み上げてきた」人たちの労苦を思うとしみじみしてしまうところがある。何ひとつ積み上げていない身としても。

自分は割と頑丈っぽいマンションの3階に住んでいるので特にこれといった避難を想定した備えはしなかったのだけれど、最悪の事態として断水と停電くらいは想定しておくべきかな、と火(加熱)も水も使わずに食べられる高カロリー食品（＝パン類など）を確保しようとスーパーに行ったところ嘘だろというくらいのレジ行列を見てしまい断念、無印良品でやけに偏った備えを得るに至るのであった。リビングに大量に無印の焼き菓子がある生活、極めて高いレベルでの自制心を要求される。